最近の海、やたらと“ガスってる”日が多くないですか?
ぼくは週1ペースで海に通ってるんですが、ここ最近は特に朝イチの海が霧で真っ白。 撮影してもらっても、岸の風景がまったく映らず、「え?どこでサーフィンしてるの?」って言われるほど(笑)
サーフィンしていると、周りは意外と見えたりするんですが、「あれ?今日は混んでるな」と思う瞬間もあります。 霧に包まれた海は、なんだか別世界に迷い込んだような不思議な感覚になりますよね。
でもこれ、どうして夏に多いんだろう? 今回は、そんな素朴な疑問をサーファー目線でゆるっと解説してみます。
ガスってるってどういうこと?
サーファーがよく使う「ガスる」という言葉。 私も自然に使ってますが、周りのサーフ仲間もよく使ってます。
意味としては、「霧がかかって視界が悪い状態」ですね。
これは海に限った話ではなく、登山やスノーボードなどでも「今日はガスってるね〜」なんて言ったりします。
でも、サーフィン中にガスると実際けっこう危ない。 波がどこから割れるのか分かりづらいし、人との距離も測りにくい。 タイミングを誤れば衝突のリスクもあるので、特にビギナーの方は注意が必要です。
霧ができる仕組み
霧ができる仕組みは意外とシンプル。
湿った空気 + 冷たい海水 → 空気が冷やされて霧が発生
この現象は「移流霧(いりゅうぎり)」と呼ばれています。
南からの暖かく湿った空気が、冷たい親潮の流れる海水に触れて一気に冷やされることで、空気中の水分が水滴になって霧になります。

「移流霧」なんて言葉、恥ずかしながら最近まで知りませんでした(笑)
なぜ夏に多いのか?
では、なぜ夏に霧が多いのでしょうか?
一番の理由は「気温が高くて湿度も高いから」。
夏は空気中に含まれる水分量(湿度)がかなり多くなります。そこに冷たい海水が加わると、霧が発生しやすくなるんです。
さらに、朝方は風が弱くなることが多く、いったん発生した霧がなかなか晴れません。
サーファーは朝イチの海に入ることが多いので、ちょうどその霧のピーク時間にぶつかりやすいんですよね。
幻想的な雰囲気に包まれた朝の海は、良い波が来ることも多い気がします。
「暑い日ほど視界ゼロではないけど、不安に駆られる」そんな不思議な現象が起こるのもこの時期の特徴です。
霧とサーフィンの関係
霧の日のサーフィンは、いつもとちょっと違います。
まず、友達や撮影してくれている人を見失うことがあります(笑)
波の割れ方もよく見えず、セットの判断が難しい。 ビギナーはとくに要注意。波のタイミングがわかりづらいので、無理にパドルしすぎて疲れてしまったり、周囲に気づかずに危ない場面になることも。
僕自身はドローン撮影の経験はないんですが、霧の日は確実に撮れないですよね…たぶん(笑)
でも、そんな霧の中でのサーフィンも、どこか非日常感があって嫌いじゃないんです。 むしろ、「今日は特別な日だな〜」と感じることもあります。
最後に:ガスってても海は楽しい
霧の海は、静かで神秘的な雰囲気。
サーファーにとっては、波だけじゃなく自然そのものを感じる時間でもあります。 視界が悪いからこそ、耳で波の音を聞いたり、身体で潮の流れを感じたりと、感覚をフル活用するサーフィンになります。
もちろん、安全面には最大限注意しながら。 でも、そんな「見えないからこそ集中できるサーフィン」もまた、魅力のひとつだと思います。



注意は必要、
まとめ
- 夏に霧が多いのは、海水温と湿った空気の温度差が原因
- サーファーがよく言う「ガスってる」は、まさに移流霧による現象
- 霧の中のサーフィンは不安もあるけど、静けさや集中力を楽しむチャンスでもある
視界ゼロの中でも、自分と波だけに集中する――。 そんな時間があるから、やっぱりサーフィンってやめられないんですよね。
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