サーフィンのワックスの塗り方:私のお気に入りテクニック

サーフィンを快適に楽しむためには、ボードのメンテナンスが欠かせません。その中でも特に重要なのがワックスの塗り方です。今回は、私が実際に使っているワックスの塗り方やコツを紹介します。ワックスの塗り方ひとつで、波の上での安定感が大きく変わるので、ぜひ参考にしてください。

ワックスの選び方

ワックスの選び方にはいくつかのポイントがありますが、私が愛用している方法は、まず下塗りにSex Waxの青を使い、その上にFUWAXをトップに塗るという組み合わせです。この2つのワックスを使うことで、しっかりとしたグリップが得られます。個人的に気に入ってるだけですが、ベースとなんでもトップにFUWAXがいいのかなぁっと思っております、値段少したか高いけど、、、、Sex Waxの青はベースコートとして機能し、その上にFUWAXを塗ることでさらに滑り止めの効果を強化できます。

ベースコートは、ワックスがしっかりとボードに定着し、その後に塗るトップコートの効果を最大限に引き出すための土台のような役割を果たします。FUWAXをトップに使うことで、より強いグリップ感を得ることができ、波に乗る際の安定感が増します。FUWAXは高いのでちょっと、サラッと塗るのもポイント。ネチネチがかなりグリップしてくれます。この組み合わせは特に多くのサーファーに支持されており、プロサーファーのYouTubeチャンネルでも見た事ありますので、是非皆さんも試して見ると実感できるとおまいます。私も長年愛用しています。

ワックスの塗り方のコツ

ワックスの効果を最大限に引き出すためには、塗り方にもいくつかのコツがあります。これから紹介する手順を守ることで、サーフィン中の安定感が大きく向上します。

  1. 涼しい場所でベースを塗る
  • ベースコートのワックスは硬めなので、涼しい場所で塗ることで、しっかりとした「つぶつぶ」を形成できます。暑い場所で塗るとワックスが柔らかくなり、つぶつぶがうまく作れません。涼しい環境で作業を行うことで、ワックスの表面が均一になり、滑り止め効果が高まります。特に夏場などは、朝早くや夕方に塗ると効果的です。
  1. 格子状に塗る
  • ベースを塗る際は、格子状に線を書くように塗っていきます。この格子状にすることで、ワックスが均一に乗り、その上にトップコートを塗ったときに効果的にグリップ力を発揮します。格子状に塗ることで、ワックスの「つぶつぶ」が多方向に形成され、波に乗る際の足元の安定感が増します。また、格子状にすることでワックスがボードに均等に分布し、滑り止めの効果を最大限に引き出します。
  1. 力を入れすぎない
  • ワックスを塗るときに力を入れすぎないことが大事です。つい力を込めて塗りたくなるかもしれませんが、適度な力で優しく塗ることで、つぶつぶがきれいに形成されます。力を入れすぎるとワックスが潰れ、滑り止めの効果が低下してしまいます。軽く塗ることでワックスの表面がふんわりとした状態になり、より良いグリップが得られます。この「つぶつぶ」が足のホールドを助け、波の上でバランスを保つのに役立ちます。
  1. トップコートを追加する
  • ベースを塗り終えたら、FUWAXをトップに薄く塗ります。このときも、均一に塗ることを心がけましょう。FUWAXは非常にグリップ力が高く、波の上で足をしっかりホールドしてくれます。トップコートはベースの上に塗ることで、よりしっかりと足元が安定し、滑ることなく波に乗ることができます。トップコートを追加する際も、力を入れすぎずに優しく塗ることがポイントです。

ワックスの種類と季節ごとの使い分け

ワックスは季節や水温に合わせて使い分けることが重要です。以下に季節ごとのワックスの選び方をまとめました:

  • COLD(コールド):冬の寒い海で使用します。特に水温が低い1月から3月に適しています。この時期の水温は低く、通常のワックスでは固まってしまうため、COLDタイプを使用することで適切なグリップを得ることができます。
  • COOL(クール):春や秋の水温がやや低い時期に使います。3月から5月および10月から12月が目安です。季節の変わり目に適しており、少し冷えた水温でも滑り止めの効果をしっかり発揮します。
  • WARM(ウォーム):初夏の気温が上がり始める時期に使用します。5月から7月10月から12月に最適です。水温が徐々に高くなる時期に対応するため、柔らかすぎず、しっかりとしたグリップを提供します。
  • TROPICAL(トロピカル):真夏の暑い時期に適したワックスで、水温が高い7月から9月に使います。高温の水温でも溶けにくく、しっかりとしたグリップ力を維持するために設計されています。
  • BASECOAT(ベースコート):オールシーズン使えるベースワックスで、トップコートをしっかり定着させるために使います。ベースコートは滑り止めの基礎となり、他のワックスをしっかりと保持します。

季節ごとに適したワックスを使うことで、波の上でのグリップ力を最適に保つことができます。特に寒い季節には、冷水に対応したワックスを選ぶことでより安全にサーフィンを楽しめます。また、季節に合ったワックスを選ぶことで、ワックスの持続時間も延び、頻繁に塗り直す手間を減らすことができます。

最後に

ワックスの塗り方ひとつで、サーフィンの楽しさが大きく変わります。適切なワックス選びと塗り方で、ボードにしっかりと足をホールドさせることができ、より安全で快適なサーフィン体験が可能です。皆さんもぜひ、自分に合ったワックスの塗り方を試して、最高のサーフィンを楽しんでください!

さらに、ワックスの塗り方を工夫することで、波に乗る際のパフォーマンスが向上します。例えば、波の状態に合わせてワックスの塗る場所を調整することで、より良いバランスが取れ、ターンの際の安定感が増します。また、サーフィン仲間とワックスの情報を共有することで、新しい塗り方や組み合わせを見つけることができるかもしれません。

サーフィンは技術だけでなく、道具の使い方やメンテナンスも大切です。ワックスの塗り方ひとつでサーフィンの質が向上するので、ぜひ今回紹介した方法を取り入れてみてください。そして、何度も繰り返し練習し、自分にとって最適なワックスの塗り方を見つけることが、サーフィン上達への近道です。海に行くたびに新しい発見があり、それがサーフィンの醍醐味でもあります。良い波に乗って、素晴らしいサーフィンライフを楽しんでください!

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