サーフィンは楽しいスポーツですが、特に40代を過ぎると怪我のリスクが高まることを意識しておくことが大切です。若いころと同じ感覚で無理をすると、思わぬ怪我につながることもあります。ここでは、40代サーファーが怪我を予防するために役立つケア方法や注意点について紹介します。
ストレッチはほどほどに
怪我の予防にストレッチは欠かせませんが、やりすぎは逆効果になることもあります。私自身も肩周りを痛めた経験があります。特に寒い季節や体が硬いときは、過度にストレッチしすぎることで筋肉や関節に負担をかけてしまうことがあります。以前、ウォームアップのために肩を集中的にストレッチしすぎた結果、逆に痛めてしまったことがありました。それ以来、ストレッチは体を温め、柔軟性を高めることを目的に、無理のない範囲で行うようにしています。
パドリングのコツ:力を入れすぎない
沖に出る際のパドリングでは、あまり力を入れすぎないことが大切です。一定のリズムで腕を回し、疲労がたまらないように意識しています。以前、肩周りの筋肉を痛めてしまい、海で急に動かなくなるという状況に陥ったことがありました。このようなことを防ぐためにも、力を入れすぎず、リズムを意識したパドリングを心がけることが重要です。
また、テイクオフ時のパドリングでは一時的に強い力が必要ですが、その際も体がブレないようにしっかりと体幹を使い、無駄な動きが出ないようにしましょう。体幹を意識することで、パワーを効率的に使え、怪我のリスクも減ります。
怪我を防ぐためのウォームアップ
ウォームアップも非常に重要です。特に冬場は筋肉が冷え切っていることが多いため、海に入る前にしっかりと体を温めることが必要です。体温が上がることで筋肉が柔らかくなり、動きもスムーズになります。また、ウォームアップには心拍数を徐々に上げる効果もあるため、心肺機能を高めて怪我を予防する効果があります。
疲労をためないこと
40代になると若いころよりも疲労の回復が遅くなることが多く、疲労が溜まると怪我のリスクも高まります。そのため、無理な動きを避け、適度な休憩を取りながらサーフィンを楽しむことが大切です。例えば、波待ちの時間を上手に使って肩や腕をリラックスさせたり、必要に応じて水分補給を行うなど、疲労をできるだけ溜めないように意識しましょう。
自分の体の声を聞く
何よりも大切なのは、自分の体の声を聞くことです。疲れを感じたときは無理せず休むこと、体が重いと感じた日は少し軽めにサーフィンをするなど、自分の体調に合わせてサーフィンを楽しむことが大切です。特に40代からは、無理をしてしまうことで長期間の怪我につながりやすいため、自己管理が重要になります。
まとめ
サーフィンは年齢を重ねても楽しめる素晴らしいスポーツですが、怪我のリスクも伴います。無理せず、適切なケアと準備をすることで、安全に長くサーフィンを楽しむことができます。40代サーファーとして、自分の体をいたわりながら、無理のない範囲でサーフィンを楽しんでいきましょう。